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名称

写真

解説

展示場所・備考

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生産生業

養蚕用具

蚕の種紙

交尾を終えた蚕の雌蛾を載せ、種を産み付けさせた台紙。

種紙には品種・記号・番号・製造年月日・製造業者名など書き込み、検査を受けて販売された。

幕末から明治の初めには、国の検査規定が細かく出され、品質管理しヨーロッパに向け、輸出されてもいた。

1階展示室

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生産生業

養蚕用具

練炭火鉢・練炭

蚕は温暖で乾燥した場所を好むため、必要に応じて暖房をすることもあり、それに用いた道具。

1階展示室

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生活産業

 

養蚕用具

養蚕火鉢

気温が低いときに蚕室を暖房する火鉢で、底蓋は欠損。

灰を入れて、燠した炭を入れ、蚕室に置く。灰が汚れたら底蓋を外して捨て、きれいな灰と入れ替える。

 

1階展示室

 

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生産生業

養蚕用具

桑切包丁とまな板

稚蚕用の桑の葉は小さく切って与えねばならないので、そのための包丁とまな板。

1階展示室

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生産生業

 

養蚕用具

コノメ

蚕の飼育、上蔟に用いる。

古くは木ゴノメが用いられ、のちに

竹ゴノメが主流となる。

蚕座紙や蚕莚を敷いて蚕を飼育し、上蔟時にはまぶしを広げて蚕が繭を作る巣とする。

1階展示室

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生産生業

 

養蚕用具

イトアミ

(糸網)

・ナワアミ

(縄網)

シリトリ(除沙)や拡蚕に用いる網。

左側のイトアミ(糸網)は稚蚕用。

右側のナワアミ(縄網)は壮蚕用。

1階展示室

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生産生業

 

養蚕用具

まぶし織機

稲わらを蛇腹状に折って、蚕が繭を作るまぶしを作る道具。

1階展示室

 

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生産生業

養蚕用具

セントマブシ

成長して熟蚕となった蚕が繭をつくる巣とするもので、稲藁と割竹を素材にしている。

セントは千頭の訛りで、蚕千頭分の繭ができることを意味する。

改良まぶしとも呼ばれる。

 

1階展示室

 

 

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生産生業

 

養蚕用具

回転まぶし

成長した蚕が繭を作る巣としてのまぶしは木の枝や様々な素材で作られ、稲藁製が多かったが、第二次大戦末期、木枠で方形によるまぶしが考案され、後にボール紙製の回転式のものが主流となった。

高いところに上ろうとする蚕の性質を利用したもので、蚕が上部に集中するとその重みで枠が回転し、下部の空いたところが上になって、そこへ再び蚕が上り、これを繰り返すうちに、蚕がそれぞれの枡目に落ちついて、繭を作り始める。

1階展示室

 

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生産生業

養蚕用具

木鉢

繭を作る兆候を見せ始めた熟蚕を拾って、繭を作るまぶしに移すために使う道具。

1階展示室

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生産生業

 

養蚕用具

繭とマユカゴ(繭籠)

蚕が吐いた長繊維の繭。

ほぼ1キロメートルくらいの長さの生糸が引ける。これを複数本撚り合わせて機織りに用いる。

マユカゴはマブシ(蔟)に作られた繭を拾って入れる籠。

 

1階展示室

 

   12     

生産生業

 

 

養蚕用具

繭の毛羽取機

蚕がまぶしに作った繭は、毛羽でおおわれている。それを取り除くのに用いる道具。

毛羽取りは、古くは手作業であったが、大正時代になると、ゴムベルトをハンドルで回転させて毛羽を絡め取る箱型の毛羽取り機ができた。

1階展示室

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生産生業

養蚕用具

マユカゴ(繭籠)

繭を袋に入れた後、この籠に入れて、運んだ。

 

 

 

1階展示室

 

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生産生業

製糸用具

ウシクビ

繭の糸繰りに用いる道具。

繭を煮て生糸を引き出すと、はじまりには太くデコボコしたシケイト(熨斗糸)が出るので、これをウシクビの六角枠に巻き取り、次いで細く平らな糸が出てきたら、座繰りに替えて、小枠に巻き取る。

1階展示室

 

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生産生業

製糸用具

座繰り

繭の糸繰りに用いる道具。

繭をホウロウ引きの繭煮鍋で煮て、ミゴホウキなどで糸口を引き出し、数条を1本の生糸にする。その生糸を、把手を回しながら小枠に巻き取る。

1階展示室

 

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生産生業

製糸用具

揚げ枠

座繰りの小枠に巻き取った生糸を綛(かせ)に返す枠。

回転軸を揚枠受けの滑車に縄で連結し、縄を操作しながら枠を回して生糸を揚返す。

1階展示室