俵締め器

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NO.  68
 大分類 生産生業
 中分類 諸職用具
 名称 畳物差しと針
 写真  
 解説 厚床の畳を作るのに用いる物差しと針。
物差しは畳の寸法を測るもの。
針は、稲わらを重ね麻糸で縫い固めた畳床に、イグサで編んだ畳表を縫い付けるもの。
畳は「たたむ」を語源とし、もともとはウスベリ(薄縁)という茣蓙を意味した。日常にはたたんでおき、来客時や寒い時期に限り床板に敷いたのである。
大正から昭和時代には厚床の畳が普及するが、これを常に敷くのは客間のみで、家族が食事をとる部屋は板の間が多かった。また、養蚕農家では、蚕期には座敷の畳を上げて板の間にし、ここに棚を組んで蚕を飼った。
 展示場所
・備考
 1階展示室